かなまら祭りを見てきたよ!

神奈川県第二の都市である川崎市。多くの崇敬を集める寺院の傍に、その社はある。


数年前、私はそこで恐ろしい物を見た。長らくその記憶を封印してきたが、「それ」は深淵から手を伸ばし、再び私を捉えた。
同僚たちとの酒の席で久しぶりに思い出したが信じて貰えず、私は己の正気を証明する必要に迫られたのだ。

そして私は再び踏み入れた。あの恐るべき、言葉にすることすら躊躇われる、異形の祭りへと。
その社への道のりは明解である。赤い稲妻の如き列車にゆられ、寺院の名を冠した駅で降りればよい。
誰が信じよう。大都会であのような祭りが行われていることを。
駅を降りるとそこは古の神を讃えんと、様々な人種の男女が集まっていた。健全な人々ならば眉をしかめ、或いはおぞましいと思うであろう品物を身に着け歩いている者もいたが、警察官は何故か交通整理を行うのみで、それらを取り締まろうとする様子はない。それがこの場の秩序なのであろう。
境内に入ると既に準備は整い、祭りの開催を告げる声が響いた・・・。

クトゥルー風の文体に限界を感じたのと、万人向けではない写真が続くので以下は隠します。閲覧注意!)



わっしょい!わっしょい!(のぼりに書いてあるのは、「金玉(きんぎょく)と万古(ばんこ)」です。念のため。)

鳥居をくぐるのに一苦労。

エリザベス御輿キター!

ズル剥けな被り物、大人気!


神輿が出て行ってしまったので、ルート先回りしてアンブッシュを仕掛けます。爆弾低気圧明けの強風と砂埃、直射日光が辛いぜ。

すごく・・・大きいです・・・

でっかいまーらー!エリザベス御輿

バディムービーで「ファック!事件だ!」とか言っても似合いそうなツーマンセルはベレッタではなくチンチン飴を装備でした。

境内では次々と跨ってました。アルコールは必須ですな。

はい、こういうセンス大好きです。

鍛冶の神様なのですよ。


ふざけて書きましたが、カオスな空間ながらもみんな笑顔で楽しそうでした。
これだけ大勢の人、しかも国と地域、性別年齢バラバラなのにねぇ。
エロは世界を救う、とも思ったり思わなかったり。